イレズミ
若気の至りで入れてしまった、公衆浴場やプールに入場できない、就職や結婚の障害になる…と、イレズミを入れたことを後悔している方は少なくありません。イレズミを除去するには、レーザー、切除縫合、ハクサク、皮膚移植の4つの方法が効果を発揮します。
手術の特徴と効果
イレズミの色・大きさ・部位により、レーザー、切除縫合、ハクサク、皮膚移植の4つの除去方法から適切に判断し治療します。時間はかかってもいいが傷跡を残したくない、黒や青など単色のものを消したいという方にはレーザーが最適です。イレズミの深さにより個人差がありますが、5~10回程度のレーザー照射で消し去ることも可能です。
早く消したい、という方には切除縫合という、イレズミ部分を切り取って縫合し1本の線状にして治す方法もあります。幅の広いイレズミは2回に分けて消していくこともあります。広範囲にわたるものや、レーザーでは治療不可能なカラフルなものは、皮膚の表面を削って治療するハクサクという方法もあります。状態によっては多少傷のようになりますが、イレズミを入れていたことはわからなくなります。より自然にしたいという方には、自身の太ももやお尻から皮膚を切り取って移植する、皮膚移植もあります。
このように、傷跡を残したくない、早く消し去りたいなど患者様のご希望も考慮しながら手術方法を決定していきますので、4つの手術方法を組み合わせて行うこともあります。
施術方法と所要時間
治療法やイレズミの大きさなどにより所要時間は異なります。
皮膚にはいくつもの層があるので、いかに適切な皮膚の層を削ったり、移植するかが、きれいに仕上げるための重要なポイントです。ハクサクは、真皮層より深く削りすぎると傷になりやすいので、当院では真皮層のぎりぎり手前までを削り、傷になりにくい手術をします。皮膚移植もきれいに仕上げるために真皮層で移植します。
切除縫合手術
イレズミ部分の皮膚を切り取り、その周りの皮膚を縫い縮めます。
ハクサク手術
皮膚の表面を削り取ります。
皮膚移植手術
傷跡が目立ちにくいお尻などから皮膚を切り取り、その皮膚を移植します。
手術の所要時間は大きさによって異なります。
動画による説明
【 イレズミの除去 】
イレズミを除去する方法について詳しくご説明致します。
気になる術後の経過
イレズミの色・大きさ・部位により治療法・所要時間は異なります。
レーザーによる治療は、数回の通院が必要になります。
イレズミが入っている場所や大きさ、色などによって最適な治療方法が異なります。千差万別のイレズミを正しく見極め判断してもらうためにも、経験豊富な医師に任せるのが賢明でしょう。また、傷跡の残り具合やいつまでに消したいのか、治療後の経過などの希望によっても方法が違ってきます。カウンセリングを丁寧に行い、希望に沿った方法を提案してくれるクリニックを選びましょう。
相談事例
- 入れ墨(タトゥー)を消す事は出来ますか?
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入れ墨の除去方法には、レーザー照射にて徐々に色素細胞だけを分解して消していくレーザー治療・皮膚表面を削るハクサク手術・切り取って周りの皮膚を縫い縮める切除縫合手術・皮膚移植手術などがございます。
当院は形成外科的技術を持っておりますので、ご安心下さい。専門医が柄・大きさ・部位を診察の上どの方法が患者様に合っておられて、それに伴う費用は幾らくらいか判断をさせていただいております。
専門医による無料カウンセリングを行っておりますので、一度ご予約の上お越しになられてみてはいかがでしょうか?
イレズミの除去 | |
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手術名 | 税込料金 |
レーザー治療 | 1cm × 1cm 11,000円 |
切除縫合手術 | 診察にてご確認下さい |
ハクサク手術 | |
皮膚移植手術 |
※当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。